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甲冑情報
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株式会社紀の国屋
〒103-0027
東京都中央区日本橋3-3-5 丸十ビル4階
電 話:03-5202-8688
FAX:03-5202-8689
Mail:info@kinokuniya.tv
Open:10:00~17:30
(定休日:水・日・祝)
[MAP]
鎧 甲冑 具足
Japanese Armor Yoroi Kaccyu Gusok
鉄石目地漆塗七間突配形兜 鉄石目地塗色和製南蛮胴具足 江戸時代初期
Tetu Ishimeji Nuri 7-Ken Toppai Nari Kabuto Tetu Ishimeji Nuri Wasei Nanban Dou Gusoku
NO. A-001
売却済み[SOLD]

鉄石目地漆塗七間突配形兜 鉄石目地塗色和製南蛮胴具足 江戸時代初期
Tetu Ishimeji Nuri 7-Ken Toppai Nari Kabuto Tetu Ishimeji Nuri Wasei Nanban Dou Gusoku
NO. A-001
売却済み[SOLD]
江戸時代初期
「突配形兜」は矧板の筋を立てない品が多いのですが、こちらの品は筋を立てた上に「七間」という珍しい間数で構成された突配形兜となります。
庇の見上げ皺と笹眉は打ち出されており、八幡座や吹返の覆輪の金物からも身分の高さが窺えます。そしてなにより目を惹くのは𩊱を始め、全身に施された白檀塗り立涌模様でしょう。
𩊱は立涌模様の部分を白檀塗りとし、その部分を白糸の紋柄威としております。
面頬は黒色がかった石目地塗の烈勢面で、垂も𩊱同様に部分的に紋柄威となっております。
胴は典型的な和製南蛮胴形式で、切付小札の胸取や雁木篠も良いアクセントとなっております。
鵐目や覆輪は銀を用いており、采配の鐶まで銀製というのは希少です。袖は碁石頭伊予札六段下り形式で、こちらも立涌模様が描かれております。籠手は上腕に皺瓢箪、下腕に三本の長い麦藁篠配した形式となり、各部に散らした筏金からも上級な品と言えるでしょう。
佩楯は実戦的な伊予佩楯形式で、上から三十五枚、三十四枚、三十三枚…と、下に行くにつれ一枚づつ枚数が減る「裾窄まり」となっており、この形状も戦国期の特徴の一つと言えるでしょう。
臑当は七本篠臑当となり、通常の物より外方から後脹脛を守るように篠が並べられているのは実戦を強く意識した為でしょう。合当理に受筒、脇曳や草摺下の腰鎖といった付属の品も残っており、いかに大事にされてきたかが分かります。
落ち着いた色合いの中に映える白檀塗りの立涌模様、突配でありながら他と一線を画す造り込みの兜、贅を凝らした銀覆輪の和製南蛮胴といった素晴らしい品々で構成された洒落た一領を、是非ご自身のコレクションに加えてみてください。
Early of Edo period.
Tetu Ishimeji Nuri 7-Ken Toppai Nari Kabuto Tetu Ishimeji Nuri Wasei Nanban Dou Gusoku